眼瞼は目を守るための組織です。
まぶたの病気には以下のものがあります。
- 霰粒腫
- 眼瞼下垂
- 眼瞼内反症
- 眼瞼けいれん
眼瞼の病気では下記のような症状があります。
- まぶたが腫れる
- 目が開きにくい
- まぶたが下がる
- 目が痛い
- 目がピクピクする
Medical
眼瞼は目を守るための組織です。
まぶたの病気には以下のものがあります。
眼瞼の病気では下記のような症状があります。
まぶたの周りの筋肉(眼輪筋)が無意識的に強く収縮する病気です。
眼瞼けいれん、50~60 歳前後の女性に多く見られる原因不明の特発性のものと、睡眠薬や抗うつ薬などの向精神薬の服用で起こる薬剤性のもの、高齢者のパーキンソン病に合併する続発性のものがあります。
眼瞼けいれんの症状には以下のものがあります。
ドライアイの症状と似ており、ドライアイの診断で経過をみられていることもあります。また、実際にドライアイを合併していることも多いです。
眼瞼けいれんは、時々発症するものと持続性のものがあり、自分の意志でコントロールできません。いったん発症すると自分で目を開けられなくなります。まぶたの開け閉めがうまくできないので、仕事や日常生活に大きな支障をきたすことがあります。
治療の第一選択は、ボトックスという薬剤をまぶたに注射します。ボトックスはA型ボツリヌス毒素という食中毒をおこす菌から精製した薬剤です。ボツリヌス治療は根治療法ではなく対症療法です。
ボトックス注射を行うと約80%の患者さんに効果が出ます。効果は注射2~3 日後から出現し、おおよそ2~3 ヵ月は持続します。ボツリヌス治療の効果が出すぎた場合には、まぶたが下がったり、目が締まりにくくなるなどの副作用が起こりますが、2~3ヶ月で改善します。
当院では、予約で眼瞼周囲へのボトックス注射を行います。