白目(眼球結膜)やまぶたの内側(眼瞼結膜)に何らかの原因で炎症が起きた状態です。
【症状】
- 目の異物感
- まぶたの腫れや重み
- 白目の充血や痛み
- 涙や眼脂が多く出る
- 目のかゆみ
【治療】
- 原因に対する治療が必要です。
Medical
白目(眼球結膜)やまぶたの内側(眼瞼結膜)に何らかの原因で炎症が起きた状態です。
【症状】
【治療】
涙の量が少なくなって目の表面が乾いた状態です。
【原因】
涙は水分とあぶら、ムチンという粘液からできています。分泌された涙はまぶたの下にたまり、まばたきをすることで目の表面を覆います。
涙の量の低下や水分のバランスがくずれることでも安定して目の表面を覆うことができなくなった状態です。
【症状】
ドライアイでは角膜表面が荒れたりキズができることで痛みや、かすみが起こります。まばたきをした瞬間には少し見えますが、数秒ですぐにかすんで見えにくくなります。
冬など乾燥が激しい季節になると、なみだ目の症状が出やすくなります。眼瞼けいれんでもドライアイとよく似た症状を起こすことがあります。
【治療】
長時間のコンピュータ作業や、エアコンが効いている部屋は目が乾きやすくなっていますので、加湿器を使用するなど対策が必要です。
ドライアイの点眼薬には、人工涙液やヒアルロン酸ナトリウムの点眼薬、ムチンや水分の分泌促進薬であるジクアホソルナトリウム点眼薬や、ムチン産生促進薬であるレバミピド点眼薬などがあります。
重症のドライアイや点眼薬で十分な効果が得られない場合は、涙の排出口(涙点)に涙点プラグというふたを挿入して、涙を溜まりやすくします。
ドライアイは早期の診断と治療により改善することが多いので、お気軽にご相談ください。