目の奥の網膜には、目の中に入ってきた光を電気信号に変換する役割があります。網膜の中心に位置した黄斑部は、細かいものを見分けたり色を識別したりといった見え方にかかわる大切な役割を担っています。
網膜の病気を眼底疾患といい、黄斑と網膜全体の病気があります。黄斑が傷むと“視力”に影響し、黄斑部以外の網膜が傷むと“視野”に影響することがあります。
眼底疾患には以下のようなものがあります。
- 加齢黄斑変性
- 黄斑前膜・黄斑円孔
- 網膜裂孔・網膜剥離
- 糖尿病網膜症
- 網膜静脈閉塞症
下記の症状が見られた場合はいずれかの眼底の病気を発症している可能性があります。お気軽にご相談ください。
- 中心が歪んで、線が細く見える
- 見たいところが黒く抜ける
- 波打って見える
- 左右でものの大きさが大小不同に見える
- ピカピカと光って、飛蚊症が強くなる
- 見えない範囲が大きくなる
- 視界が部分的に暗くなり、見えにくくなる
- 視野全体がかすんできて、暗くなる